50歳を過ぎたのに転職せざるを得ない?訳あって転職する50代の切実な転職理由

50歳を過ぎたのに転職せざるを得ない訳あって転職する50代の切実な転職理由

50歳を過ぎての転職は30代や40代で転職するのとは訳が違います。順風満帆に来ていれば50歳過ぎて転職しようとは思いませんよね。50代が転職する、転職したい理由について考えてみます。
以下、転職サイト「DODA」調べ 「転職理由ランキング 2015年10月~2016年3月」からの引用です。
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①30代にはない悩み。倒産リストラ契約期間の満了でやむを得ない退職。

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注目したいのは3位の「倒産/リストラ/契約期間の満了」です。これは20代と30代の転職理由には出てきません。やはりある程度の年齢になってきてからの転職理由だと言えます。

リストラは他人事ではない。

リストラ、というと使えないおっさんがクビになるだけなので自分には関係ないと思っていた方も多いのではないでしょうか。実際に勤めていた会社でリストラにあったことのない方からしてみれば、そんなことって本当にあるの?という感じかもしれません。

今日、若い世代でもリストラの可能性はいくらでもありますが、やはり50代の方がリストラされる可能性は高くなります。大手企業でも早期退職制度という名前で50代になると早々にリストラが行われていたりします。大きな理由は年齢と給料の高さによるものです。
「そんなに高給取りじゃない」と思っていても、やはり20代の子たちよりは給料は高いはずです。企業からしてみれば給料と言うのは現金支出ですし、企業からしてみれば人件費と言うのは非常に大きな支出になります。ここをカットしたいというのは経営陣の大きなテーマとなっています。

また、どうせ人を減らすのであればこの先勤務年数が短い50代よりも安い給料で働く若手を残しておきたいということも理由の一つです。
終身雇用制などという言葉が生きていたころは、年齢とキャリアを重ねて勤めてきた高年齢層に、敬意を含めて今までのキャリアに対して高給を払うということもありましたが、現在ではもうありません。どんなに貢献してきても会社にとってローコストの方を残す。悲しいかなこれが今の企業の現実です。

「契約」は来られるものと覚悟。

また、「契約期間の満了」というのも切実な問題です。これは契約社員として働いている、もしくは業務委託契約で働いている場合ですが、こちらは容赦ありません。正社員と契約社員の差は雇用の保障だと言われていますが、正社員であってもリストラされるこのご時世、契約社員や業務委託は真っ先に解雇のやり玉にあがります。また、転職の際に契約社員で入社したり、業務委託契約で働いたりする方が50代になると増えているとも言えますね。

筆者も一時業務委託契約で企業と契約して働いていたことがあります。3ヶ月ごとの契約更新で、それまではほぼ自動的に更新されるような感じで契約更新していたのですが、売上が昨年対比を割った次の年度に、契約期間を2か月に短縮され、契約期間満了として契約を切られたことがあります。

ホントのところは50歳を超えての転職は、望むというよりもせざるを得ないことの方が多いと思われます。

②会社の将来性が不安。30代とは見方が違う退職理由。

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「会社の将来性が不安」と言う理由は、実は30代でも一位です。これは会社員である以上ついて回る問題なのかもしれません。ただ30代と50代では不安の中身が違うと思われます。

30代の会社に対する不安

30代って、社会人になってほぼ10年。会社にも仕事にも慣れて自信もついてきて、「ま、実際にこの会社支えているのは俺だな」と思いがちなイケイケな世代ですね。
この頃ですと、待遇が悪い、給料が安い、という具体的な理由が多いです。そして給料が上がらないのは会社のせいだ、この会社にいつまでもいて大丈夫なんだろうか、と言う不安を抱える方が多いです。また、業界の事もいろいろわかってきて「他社に比べて給料が悪すぎる」「キャリアも積んだし、もっと大手に行けるんじゃないか」とキャリアアップを視野に入れつつ不安を抱えているといった状態でしょう。

50代の会社に対する不安

50代になると目先のこともありますが、定年退職の事、老後のことまで考えるようになってきます。会社の業績が悪い場合、「この会社いつまで持つのかな」と考えますよね。でも50代のホンネとしては「この会社にいつまでいられるかな」という考えるようになってきます。
企業は黙って潰れるわけではありません。企業として生き残る対策を取ってきますから、生き残るためには何でもアリです。
すると前述しました「リストラ」「早期退職」という方法を取ってきます。そしてその対象になるのは必ず50代です。
年齢を重ねてくると、「もうちょっと先に考えればいいか」では済まないことも増えてきます。大人になるってことは大変なことです。

比較して考えてみると、30代の不安の方が将来性があるように見えますね。しかし、会社員である以上、誰だっていずれは定年退職するものです。退職後の収入や仕事のことも踏まえ、ちょっと早いですが退職後、老後を見据えた転職を考えて見てはいかがでしょうか。

③切実な問題。転勤するか退職するか。

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転勤するとあらゆる環境が変わる。

これ、本当に切実な問題なのです。特に50代にとっては。若い頃ならまだしも、50代になってからの転勤命令って、嫌がらせ人事の場合もあるんですよね。また、50歳を過ぎてから全く知らない土地に転勤し、一から人間関係を作るのは結構大変です。職場も変わり、人も変わり、住む家も変わるとなると、住み慣れた家に住んで転職したほうがマシだと考える人も多いでしょう。また、家族を連れて行くのか、単身赴任するのかも大きな問題です。転勤するのは厳しいですが、転職するのも厳しい。50代のつらいところです。

50歳からの転職理由について考えてきましたが、もちろん実際に転職する際にはこちらにあがったような本音の転職理由では通りません。
企業から見たら若者と違い50代には将来性がありません。将来に期待されたり長い目で見てもらえることはないと考えた方が良いでしょう。待遇が悪いとか、給料が上がらないとかいうネガティブな転職理由は50代では通用しません。
いざ転職と言う時に備えて、ポジティブな転職理由を考えておく必要があります。

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