定年延長政策発令後の50歳以上に期待

2013.11.26

4件

af0100003727l

 65歳定年制に向けた企業の動きとして、株式会社日本能率協会マネジメントセンターが一つの事業を立ち上げました。同じ事業主のもとで働く場合、一般に60歳でいったん退職し嘱託等として再雇用されるケースが多いようですが、安定した収入が得られるようになりそうなことは想像に難くありません。こうした機運を的確にとらえたビジネスの誕生です。これにより新たな顧客層の獲得に向けたビジネスが本例以外にも次々と生まれてくるであろうことは想像に難くありません。
 
 日本能率協会マネジメントセンター(以後、本記事に倣って「JMAM」と記します。)では、先述したとおり事実上5歳定年年齢が延長されたことに伴い、50代からのキャリア形成に着目しました。50代といえば、今までは60歳定年まで一桁しかない人生晩年期といわれる時期にあり、今更これ以上のキャリアアップなんて誰がするものか・・・と思われていましたが、これからは50代前半の人たちにすれば、あと二桁の社会人人生が開けてくるのです。そうなれば、企業も5年余計に雇用できるという発想が生まれ、高いスキルと豊富な経験を持った50代の転職者受け入れの動きが加速することが大いに期待されるようになってきたのです。

 こうした背景のもと、JMAMでは通常ならベテランの社会人でこれ以上習うことなどないと思いがちな50代に、多くの新たな気付きを与えています。「かつての部下のもとで働く」等は極めて大きな意識改革であり、老いる一方の私たちに対し、新たな息吹を吹き込み成長し続けることを命題とする企業では後進に道を譲らなければならないという宿命をはらんでいます。こうした宿命を無視して、「かつての部下」でなくとも、自分より年下の方が多い企業へ転職するという覚悟がなければせっかくの転職も水泡に帰してしまいます。こうした懸念を払拭しつつ、「熟年離婚」や「病気との共存」という考えたくはないが、予め備え置くことで、より力強く健全な余生を送るための処方箋を伝授してくれるという、長寿社会にとってまさに必須の事業をJMAMはスタートしました。新しい福祉事業の一環といっても過言ではありません。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る